ブログとSEO
一般にブログはSEO(検索エンジン最適化)が施されており、検索エンジンにヒットしやすい、と言われますが通常のWEBサイトと比べてどのように違うのでしょうか。
技術的なSEO
技術面では、CSSによるコンテンツとレイアウトの分離によって、膨大なタグの海(山?)からコンテンツを拾い出さなくて済むため、キーワードが拾いやすいことがあると思います。さらに段組などで重要なキーワードを含む文章をページの上部に持ってこられることもキーワードを拾いやすくしていると考えられます。
また、記事(エントリー)を更新する仕組みが定型化されているので、TitleタグやH1タグなどの構造的なルールをミスなく構成できる点も効果があるのでないでしょうか。
サイドバーなどのナビゲーションで、カテゴリーやアーカイブなど、くまなくエントリーを辿れるリンクによってほとんどのページを拾ってもらえるのもブログの効果といえます。エントリーにサイドバーのあるブログの場合は、エントリーに更新がなくてもサイドバー内は頻繁に更新されるので、それも影響があると考えられます。コメントやトラックバックの追加によっても更新と認められますのでこれもSEOとしては効果があると思われます。
ブログの本質
ブログは日記ツールであり、日々の更新ツールです。
そういうブログの本質から考えますと、ブログのエントリーは「1テーマ、1エントリー」であるのが一般的で、長くもなく、短くもなく、適度な文章量で1つのテーマについて述べる。
技術的なSEOの仕組みとの相乗効果により、検索エンジンにとって非常にキーワードを拾いやすい仕組みとなっていると考えられます。
SEO対策をやりすぎるとSEOスパムと扱われ、順位が落ちることもありますし、検索エンジンも日増しに賢くなってきています。
ブログのような更新ツールを使って、地道にコンテンツを追加・更新していく、それが最も効果的なSEOであり、閲覧者に対しても本当の意味で親切であると思います。